てきとー趣味おたく

ソシャゲ、ポムポムプリン、コーヒー・紅茶、ジャグリングなど、オタク女の日常と思いついたことをつらつらと気まぐれに。

ゆるっと小説の書き方メモ

ネタの絞り出しが辛くなってきて湯婆婆の「面倒なルールを科しちまったもんだよ」って言葉を言いそうになります。ごませんべいです。

 

さて、今日のテーマなんですが「小説の書き方」。

自称物書き、高校3年間は小説を書き、中学の頃には二次創作していました。

元々はお絵描きしたかったんですが、あまりの絵心の無さと無駄に肥えた目のせいで挫折。お絵描きは練習あるのみだとわかっていてもダメでした。

そんな感じで、自称物書きとして小説書きたいなってなった次第です。

 

 

物書きの敷居は低い

とにかく、小説を書き始めるに当たって敷居はめちゃめちゃ低いです。

Wordとかのワープロソフトがあればいいだけ。物語を考えて、文章に起こしてカタカタしてればそれで立派な物書きの誕生です。

メモ用に落書き帳とペンとかあればなおよし。この後書きますが、思いついたキーワードやシーンなどをメモするのに便利です。

お手持ちのワープロソフトを開いてLet's物書き!

 

なんでもいいから思いついた言葉をメモしてみる

物語の大筋を考える前に、「テーマ」を考えます。

よく売れてる小説には「命が〜」とか「家族の絆が〜」とかありますが、そこまで大層なものじゃなくていいです。気楽に「こんなシーン使ってみよう!」とか、「なんかこういうのが書きたい」って思ったものをとりあえず書き出してみます。

中二病拗らせてる人は得意なんじゃないでしょうか。

†闇夜の悪魔† もうこんなんでいいです。

ここは落書きレベルでOK。落書き帳、コピー用紙の裏紙、チラシの裏、適当に書き書きしてください。

私が制作中のだと今こんなのがあります。

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OneNoteを落書き帳がわりにしてます



何言ってんの?みたいなワードの羅列ですが、本人がわかればそれでいいです。

 

 

設定、相関図を考える

二次創作だとあんまりしっかりやらなくても大丈夫ですが、オリジナルを書くときはあると便利です。というか作った方がいいです。

対立関係、交友関係、そう言ったものをはっきりさせておけば、シーン制作の際や、このあとのあらすじ作りの際に役立つはずです。

キャラ設定練るの楽しいですよ。小説書く際はここを楽しんでたりします。

ファンタジーやSFなどなら舞台設定もお忘れなく。辻褄あってねえじゃんバーカ!って心ない一言が飛んでこないように作り込んでおきましょう。

 

物語のあらすじを考える

さて、書きたいキーワードがつらつらっと並んだら、本格的にストーリー制作に入っていきます。

まだ細かい部分は考えなくていいので、よく言われる「起承転結」のそれぞれをざっくりと作ります。

「あれが起きて、こうなって、でもこんなことがあって、こんな風になった。」

くらいのふんわり感で作っていきます。

アニメ1クールとかゲーム1本でも、大体の話の流れは覚えていたとしても、いちいち細かいシーンを思い出すことは少ないですよね?

そんなノリで話の流れを作っていきます。

まだこの段階では箇条書きとか、矢印繋ぎとかで全然大丈夫です。

これは我流ですが、プレイリストを作ってそれに沿ってシーンを考えると楽チンです。

Sound Horizonとかまさにアルバムが一つの大きなお話、1曲ごとに細かいシーンが別れてる、って形式じゃないですか。

 サンホラは凝りすぎだけどね。

Elysion~楽園幻想物語組曲~

Elysion~楽園幻想物語組曲~

 

 

 

あらすじに情報を追加する

上のあらすじは「骨組み」にあたる部分です。骨組みがあっても、それだけじゃちょっと不足気味です。肉付けが必要。

なので、骨組みを少し詳しく書きます。

例えば、具体的に使いたいシーンを入れてみたり、5W1Hを各箇条書きごとに書いてみたり、骨組みパーツごとの情報を増やします。

 

 

ノリと勢いで書きまくる!

詳しいあらすじがかけたら、もう怖いものはありません。あとはあなたの感性とボキャブラリーの限りを尽くして、書いて書いて書きまくりましょう。

具体的に本編を書くときのやり方ですが、人によって様々です。

「キャラが勝手に動いてくれる」「自分が神になってキャラや舞台を動かしてる」などいろんな人がいます。

私は「頭に浮かんだ映像を説明する」です。アニメとラノベの影響受けすぎかな。

 

とは言っても、いきなり書き始めるのは難しいと思います。書き出しが一番苦労します。

書き出しに限らず、「どう表現したらいいか?」で困ることは多々あると思います。そうなったときは、お気に入りの小説や、似たような設定、シーンのある小説を持ってきて、「何が書かれているか」を読んでみましょう。

最初は模倣から入るのが大事です。先人の技術をパクって真似していきましょう。

とはいえ読みすぎ注意。

私はファンタジーのバトルシーンでシャナを読み漁りました。 

灼眼のシャナ (電撃文庫)

灼眼のシャナ (電撃文庫)

 

 

書き終わったら?

さて、無事勢い良く一通り書けましたでしょうか。

最後に面倒ですが大事な作業が残ってます。「推敲」です。

夜に書いたら翌朝など、時間を少し置いて見直してみましょう。気に入らない表現や、文章のリズムがおかしくて読みづらい部分があったりするはずです。

人間、いきなり完璧なものは作れません。

なので、そこを手直ししていきます。

ちょっと表現を変えてみる、類義語を探す、辻褄がおかしくならない程度に文章を入れ替える、など。

あんまりやりすぎても良くわからないものになってしまいますが、目についたところを直していくところからやりましょう。

自分の描いたものが気持ち悪い、とか思っちゃダメです。気持ち悪い物の中にダイヤの原石はあります。

 

完成!

さて、ここまで無事達成した皆さん、お疲れ様でした。これであなたは立派な物書きです。

できた作品の扱いは、作者の皆さんにお任せします。

こっそりしまっておくもよし、オンラインサービスのpixivなどで公開するもよし、コミケオンリーイベントに備えて製本の準備を開始するもよし。

皆さんが幸せになれる形で作品を可愛がってあげてください。

 

 私もいい加減新作描くなり続編描くなりしないといけない…

www.pixiv.net

 

参考図書

 

新装版 冲方丁のライトノベルの書き方講座 (このライトノベルがすごい!文庫)

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