避難所宿泊振り返ってみる
就職説明会とサークルの練習を寝ブッチして凹んでいます。ごませんべいです。今を生き延びたはいいけど将来がやばいよ。
先日の台風で多摩川がクソヤバになって避難所へえっさほいさしたんですけど、その時に思ったことを備忘録としてまとめておきたいなと思いました。
実際に避難するまでと避難所で何してたかはこれを見ていただければと思います。この記事振り返りながらの反省と個人的な教訓です。
避難所へのルートは一度くらい歩いておけ
一番はこれ。雨風に晒されて傘をさしながらGoogleマップとか見てられないです。
避難のしんどさの要因は色々ありますが、一度諦めたのは「道がわからなくなった上に雨で体力の限界を覚えたから」という理由です。
Googleマップ開きながらにしろ、案内をチラ見しつつ「あーあーそうだ、こっちだ!」できればまだマシだったと思います。
ここなら安心だ!っていう避難所をとりあえず一つでいいので決めておいて、自宅からのルートを実際に何か適当な荷物持って歩くべき。ざっくりどれくらい歩いてどれくらい疲れるか想像ができますからね。
非常事態はいつ起こるかわからないから非常事態なんだよ。
初見避難所、やめようね!
心の支えは大事
正直、一度避難しようとして心が折れたのもあって、本格的な避難の時はたどり着いてから体力的にも精神的にもヘロヘロでした。マジ鬱やわ……とまでは行かなくても、とにかく自宅の布団とそこで待ってるぬいぐるみたちが恋しくて仕方なかったです。
お供はいたけども。
心の支え pic.twitter.com/feA48WDJC8
— ごませんべい (@5maCEN_bay) October 12, 2019
そう考えると、運良く流れてきてくれたキンプリ配信は本当に救いでした。
結構心細い中、少しでも気を紛らわせられればとTwitter眺めてたら「中止になった舞台キンプリの公演、生配信します!」というツイート。 キンプリといえば、定期公演の絶望から救い上げてくれたコンテンツ。舞台版なので形は少し違いますが、タダで見せてくれるなんてありがてえ!と思いながら見にいきました。最初の30分見逃したせいで推しのソロ見れなかった。くやしい。
オイオイオイ、死ぬわ私 - てきとー趣味おたく
かなり元気出ました。演出とか細かいところめちゃくちゃ凝ってるし、カメラへのファンサや泣きそうになるサプライズまで、本当に絶望が吹っ飛んで心がプリズムの煌めきに満たされた。 雨音がいちばん凄まじかった時間帯をとりあえず乗り切れたのも大きいかもしれない。 みんな、KING OF PRISMを見てくれ(ダイマ)
オイオイオイ、死ぬわ私 - てきとー趣味おたく
もし他の人と避難することがあれば、一緒に喋るなりゲームするなりでもいいので、とにかくどうにもならない不安を紛らわす物は大事だと実感しました。ぼっち避難は……もうしたくないかな……
あと、意外とケーキみたいな高カロリーで甘い食品は気分落ち着かせてくれます。そこらに売ってるのは長持ちはしないので、やっぱり缶詰ですかね。
今回は急ピッチ準備だったので無印の不揃いシリーズで心を癒しました。
傘は当てにならない、荷物はだいたい濡れる
一人で避難所に来るしかなかった上、傘が壊れていたので何もかもびちょびちょ。しかもモバイルルーターは色々あって通信が止まってたので動かせず。暇つぶしの勉強本も軒並み濡れていて読める状態ではなく、絶望感に満ち溢れていました。運んできた布団もびっちょりだし。
オイオイオイ、死ぬわ私 - てきとー趣味おたく
移動時の天候が晴れとか小雨くらいだったらいいんですが、特にこういう台風の時は
そこそこの雨風は避けれません。突風で傘は壊れるし、たぶんカッパで動いていても荷物までは守りきれなかったと思います。
引用の通り荷物は全部びっちょりです。着替えのTシャツも所々濡れているし、勉強用にと思った本も全部びっちょ濡れですぐには読めませんでした。
暇つぶしで頼れるのはどうにか生きてたスマホ回線で見れるコンテンツのみ。それでも端末もびっちょ濡れです。壊れてなくてよかった。
ただ、運んできた荷物のうち、布団セットの中のビニールできっちり梱包されたままだった枕と、ビニール袋に入れて持ってきた下着類は無事でした。
避難時はどうあがいても雨に濡れる前提で、カバンそのものを防水にするか、備蓄の中身をグループごとにビニール袋に入れておくだけでもだいぶ違う気がします。やっぱり水濡れだけでも体力持っていかれますし、そもそも寒い。不便。不快。つらい。
日頃から非常時備蓄はまとめておくべき
一番思ったこと。非常用の備蓄は大慌てで準備するもんじゃない。
幼少期に実家で見た、非常用持ち出しカバンが欲しくてたまらなかったです。
「これを運び出せばとりあえず大丈夫!」っていうものは1セット作って押入れの片隅にでも入れておくべきですね。
最近は各地で災害がちらほらあってガイドラインも充実しているので、それに従えば十分かなと思います。
今回は慌てて準備した上、何運んでいいかわからないままごちゃごちゃカバンに入れたので、荷物が重たくなり過ぎました。そのせいで体力消耗が激しく、翌日何もできないほど疲れる結果に。荷物の重さだけじゃないとは思いますが。
最低限だけでいいので本当に備蓄カバンの必要性を感じました。
あと、備蓄と言っていいかはわかりませんが、回線容量は普段から余裕を持っておいて損はないと思います。
私「避難所にいるんだけどスマホしか通信回線ない!データ買わせて!」(意訳) 父「どうぞ!」(原文ママ) 買ったデータでしばらくは乗り切りたいと思います。
オイオイオイ、死ぬわ私 - てきとー趣味おたく
パパありがとう。
回線容量があれば、情報収集から不安軽減まで何でもできます。もちろん端末のバッテリーも関わりますが。
バッテリー容量に気をつけつつ、回線容量にも余裕を持って安心して色々見たり調べたりできるようにしておくとかなり安心です。早くLinksmateのSIM復旧させなきゃ
避難は体力勝負
今回は一泊だけでしたが、もう少し場所がズレていたら避難所生活がまだ続いていてもおかしくなかったです。
避難所生活は身体、心理的にも体力勝負だなって思いました。
避難所のライフラインが生きていてくれていたおかげで不便さはなかったですが、正直「めちゃくちゃ疲れた」という記憶というか印象がすごく強いです。
避難時の移動にも生活にも、体力を温存・回復させる工夫が色々必要ですね。
避難所の毛布でミノムシしてる
— ごませんべい (@5maCEN_bay) October 12, 2019
毛布ミノムシはあったかいけど、半分折りを強引に使ってるので素直に2枚使うべきでした。
あってよかったなってアイテム
ただの商品紹介です。個人的にこれよかったなーってのをザザっと並べておきます。
敷布団が役に立ってくれました。雨の中持ち運ぶと濡れるのでそこがネック。対策必須ですね。でも便利。
サボリーノを信じろ。いつでもものぐさな我らの味方だ。
まとめ?
以上、色々振り返りでした。
2度と避難とかしたくないです。カンパンは美味しいと思う。